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2012年6月9日土曜日

かわいい子どもにはケガをさせよう





毎週、子どもたちと接しているといろんなことが見えてくる。

「子育てや教育って難しい」

そんなことを痛感する毎日。



とにかく我慢


こどもしゅっぱん社では、子どもたちに任せる。

まずは、やらせてみる。


一眼レフカメラも基本的な操作方法以外は一切教えない。

”どうやったら綺麗に撮れるか?”などのテクニック(技術的な)指導はしていない。

やりながら学んでいけばいい。


しかし、子どもの困っている姿を見るとどうしても手を出したくなる。

雑誌の企画を考えているときでも、「もっとこうすればいいのに!!」と思うことがよくある。


そんなときに気をつけていることが ”我慢” だ。

ギリギリのところまでは、とにかく子どもたちを見守る。



自転車に1人で乗れるために


子どもが1人で自転車に乗るために、補助輪をはずして練習をするときがある。

このときに大切なのは、こけるギリギリまでは手を出さないこと。

ずっと支えていると、いつまでたっても子どもが1人で自転車に乗ることはできない。

出来るだけ多くの時間、補助輪を使わずに1人で漕ぐことで次第に慣れていく。


どんなことでも同じ。

失敗をする前に支えてあげればケガはしないかも知れない。

けれど、いつまでたっても自分で考え、自分で行動することは出来ない。

そのためには、多少ケガをしてでもいいから我慢して見守る。


ケガはさせたくないし、子どもたちはかわいい。

つい手を出してあげたくなる。

アドバイスしたくなる。

口を出しそうになる。


それでも我慢をする。



まとめ


見守ることを続けていけば、だんだんとタイミングがわかってくる。


「ここは、まだ出来そう」


「ここ、ちょっと口出したほうがいいかな」


お互いにケガをしながら覚えていける。

はじめからケガを恐れると、どこで転ぶかわからないので全てに手を出さないといけなくなる。


我慢することは、難しい。

すごく難しい。

まだまだ出来ていないことのほうが多い。

けれど、毎日毎日「我慢、我慢、我慢。。。」と呪文のように唱えていると、ひとこと目をとめることができる。

そうしていけば、徐々に子どもを見守るという感覚がわかってくる。

子どもは大人が思っているよりも賢い。

吸収力もある。

任せたら任せた分だけ成長する。

ケガをした分だけ強くなる。


子どもを信じ、ただただひたすら我慢。





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